平成電電は10月4日から始まったCEATECでの展示を急遽中止した。同社はCEATEC会場にドリームテクノロジーズらと共同出展したブースを持っているが,平成電電,平成電電コミュニケーションズ,ジャパンワイヤレスの関連展示は撤去され,代わりにお詫びの看板を出している(写真)。平成電電は10月3日に東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請しており,その影響だという。
ジャパンワイヤレスは11月から公衆無線LAN事業への参入を予定していた。昨日の記者会見で平成電電の佐藤賢治社長は「ドリームテクノロジーズの意向を尊重し,公衆無線LAN事業は継続したい」と語ったが,やはり先行きは厳しそうだ。