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「Xビデオステーション」のデモの様子
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「VAIO type X Living」を使ってHDTV伝送をデモ
「VAIO type X Living」を使ってHDTV伝送をデモ
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 ソニーは,2005年10月4日~8日に開催されている「CEATEC JAPAN 2005」において,いわゆる全チャンネル録画機能を備えたHDDレコーダ「Xビデオステーション」を出展した。2004年11月に発売したパソコン「VAIO type X」に続く全チャンネル録画機の第2弾である。type Xは1TバイトのHDDに6チャンネル分の番組を同時に録画できたが,Xビデオステーションは最大8チャンネル分を2TバイトのHDDに録画できる。時間にして約18日,番組数にして約7000を蓄積し続ける。

 単体でテレビにつないで動作するほか,連携ソフトウエアをインストールすれば,パソコンからもネットワークを介してXビデオステーションを制御したり,記録されているコンテンツを視聴したりできる。過去の番組を再生している時にチャンネルを切り替えると,同じ時刻に放送されていた番組が現れるなど,時刻そのものが過去に戻った感覚で操作できる。コンテンツを指定したり,チャンネルを切り替えたりした場合に再生が始まる時間も,従来の5秒程度から1秒未満に改善した。会場ではこうした使い勝手を体験できるようにしていた。

DTCP-IPを使ったHDTV伝送対応機も登場

 リビング・ルームのHDTVテレビにHDMI端子やD4端子で直接つないでコンテンツを楽しめる「VAIO type X Living」も出展した。地上/BS/110度CSデジタル放送を録画できるほか,特定のパソコンには家庭内ネットワークを経由してHDTV番組を配信できる。会場では実際にHDTV伝送のデモを見せていた。著作権保護方式「DTCP-IP」に対応しており,ARIBの承認した規格にいち早く準拠した(Tech-On!関連記事)。