フィールド・シーケンシャル方式の液晶パネルに向け,バックライトのLEDを駆動するドライバICをロームが開発した。フィールド・シーケンシャル方式は複数の画像を時分割で表示して1つの映像を表示する方式。今回開発したドライバICは,赤,緑,青の3色のLEDバックライトをそれぞれ順番に点滅させ,カラー映像を表示する用途に向けたもの。チャージ・ポンプ型で,各色で2倍,3倍の昇圧が可能。外形寸法は4mm×4mm×0.8mm。各LEDに最大60mAの電流を流すことができ,0.5mA刻みの調光ができる。PWM信号を用いることで各色256階調の調光も可能。LEDによる順方向電圧にバラつきを細かい調光で整え,液晶パネルの色再現性を高めることができるため。
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