「時間を買う」という考え方が,次のデバイスの技術開発を成功させるカギになる。過去のDRAM事業のように,作る製品が明確で,しかも製品寿命が長かった時は,自前で技術を磨くことが強みになった。しかし,今後は市場の要求が目まぐるしく変わる中で,世界で勝てるデバイス事業を見いだしていかなければならない。そこで重要になるのがスピードである。自社のコア技術を明確にし,それ以外に関しては外部の力を利用する。必要なら技術や人材を買い入れ,開発期間を短縮して市場で先行者利益を上げていく。これが「時間を買う」ことの意味である。実際,このことは米Intel Corp.や韓国Samsung Electronics Co., Ltd.といった勝ち組メーカーの共通点になりつつある。世界の開発リーダーへのインタビューなどを一挙19ページ掲載。
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