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「DLNA」のロゴが貼付された東芝のテレビ
「DLNA」のロゴが貼付された東芝のテレビ
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 東芝は,家庭内ネットワーク上のコンテンツ配信を実演した。会場では,米DLNA(Digital Lining Network Alliance)が定めるガイドラインに対応した,同社製のパソコン,液晶テレビ,ハード・ディスク装置(HDD)内蔵のDVDレコーダ,HDD搭載ビデオ・カメラを用意,DVDレコーダで録画したコンテンツやビデオ・カメラ内の撮影映像をテレビの画面を使って選び,テレビの画面に表示するなどのデモンストレーションを見せた。

 今回実演に利用した4種類の機器のうち液晶テレビ「face Z1000」とノート・パソコン「Qosmio G20/F20」は既に発売済み。HDD搭載DVDレコーダ「RD-X6」は2005年12月発売,HDD搭載ビデオ・カメラの「gigashot」は2006年夏に発売する予定。

 DLNAは,ガイドラインに準拠し相互接続を確認できた機器の認定作業を9月末に始めたばかり。DLNAが10月4日に開催した記者会見では,11製品が認定を受けていることを明らかにした(Tech-On!の関連記事)。今回の東芝の出展品では,face Z1000が既にDLNAのガイドラインの認定を受けたという。会場では,認定機器が利用できるロゴのシールを製品に貼付していた。このほかの機器も,早々に順次認定を受けられると見込んでいる。