日本アイオナテクノロジーズ(アイルランドIONA Technologies社の日本法人)は,京セラ製のウィルコム向けPHS電話機のソフトウエア開発基盤として,同社の「Orbix」が採用されていることを発表した。Orbixは,プログラム間連携のための機能群を定めたCORBA(common object request broker architecture)仕様に準拠するORB(object request broker)製品である。Orbixを使うことで,プログラムが提供する機能群の組み立てを迅速かつ柔軟に行えるようになり,開発期間を短縮する効果があったという。 Orbixを搭載した最初の京セラ製PHS電話機は,2004年5月発売のPHS電話機AH-K3001V(いわゆる「京ぽん」)である。2005年9月発売の後継機種「AH-K3002V」(Tech-On!関連記事1),および2005年11月発売の「WX310K」「WX300K」「WX300K」(Tech-On!関連記事2)もOrbixを搭載した。
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