日本産業機械工業会は,2005年10月の産業機械受注状況を発表した。それによると,同月の受注高は3121億2500万円(前月比31.9%,前年同月比108.8%)。内外需の内訳は,内需が2430億8900万円(前月比64.4%,前年同月比108.3%)で,外需が690億3600万円(前月比11.5%,前年同月比110.7%)。同月はプラント案件はなかった。
内需において前月比で増加した機種は,鉱山機械(122.0%),プラスチック加工機械(119.7%)。一方,外需では,ポンプ(105.2%),変速機(107.8%),金属加工機械(124.8%)が前月比で増加した。前年同月比では,内需の場合は鉱山機械(264.2%),化学機械(110.7%),冷凍機械(115.2%),プラスチック加工機械(118.2%),ポンプ(114.8%),圧縮機(104.4%),運搬機械(131.6%),変速機(121.0%),金属加工機械(174.9%),その他機械(119.6%)が増加。外需の場合は,鉱山機械(417.1%),プラスチック加工機械(126.4%),ポンプ(221.1%),圧縮機(211.0%),運搬機械(186.1%),金属加工機械(392.7%),その他機械(130.2%)が前年同月比で増加した。