米Maxtor Corp.は,パソコンに外付けして使うハード・ディスク装置(HDD)「OneTouchIII」を2005年12月下旬から順次発売する。記録容量が500Gバイトで,インタフェースがUSBの製品の価格は4万9000円前後である。
「家庭の居間など,いろいろな場所で使ってもらえるような外見にした」(日本マックストア 代表取締役の内山洋一氏)のが特徴という。デザインは,米Apple Computer,Inc.のApple IIcなどを手がけたこともある米frog design Inc.が担当した。同社のデザインに従ってOneTouchIIIの外部をゴムで覆ったことで,手で持ったときに滑りにくくなったほか,ESD耐性が高まったり,20G(8ms)の衝撃に耐えられるようになったりしたという。
OneTouchIIIは,従来品のOneTouchIIに比べて,最大記録容量を300Gバイトから500Gバイトに増やした。このほか,データ・バックアップ用ソフトウエアなどを変更したことで,1Gバイトを1分程度でバックアップできるようにした。