キヤノンと東芝の合弁会社「SED」は,2005年12月6日~9日に開催されたディスプレイ関連の学会「IDW/AD’05」で,SEDパネルは1つのサブピクセルにつき,2つの電子放出源を備えていることを明らかにした。2つの電子放出源を利用して,1サブピクセル中の蛍光体にまんべんなく電子を衝突させることで,高輝度と蛍光体寿命の両立を図る狙いである。仮に,サブピクセル当たり1つの電子放出源を配置し,そこから放出される電子の量を増やすことで輝度を高めようとすると,電子が衝突する個所が偏り,蛍光体の劣化が早まってしまうという。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
-
会員の方はこちら
ログイン -
登録するとマイページが使えます
今すぐ会員登録(無料)
日経クロステックからのお薦め
日経BP 総合研究所がお話を承ります。ESG/SDGs対応から調査、情報開示まで、お気軽にお問い合わせください。
ブランド強化、認知度向上、エンゲージメント強化、社内啓蒙、新規事業創出…。各種の戦略・施策立案をご支援します。詳細は下のリンクから。
「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。
日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。