電子情報技術産業協会(JEITA)は,2005年10月の移動電話(携帯電話機,自動車電話機,PHS端末)の出荷台数が対前年同期比32.0%増の316万7000台だったと発表した。
第3世代サービス(3G)への移行は引き続き順調に進んでいる。3G対応端末の出荷台数は,前年同期のほぼ2倍となる237万5000台に達した。一方,第2世代サービス(2G)対応端末は前年同期から41.5%減の67万台で,2G/3Gの区分で統計を取り始めて以来,最少値を記録した。
音声定額サービスの導入以降,好調の続く公衆用PHSは,対前年同期比89.0%増の12万2000台を出荷した。
![]() 移動電話の出荷実績の推移(2004年10月~2005年10月) |