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2006年後半のViivテクノロジの技術概要
2006年後半のViivテクノロジの技術概要
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 米Intel Corp.は,家庭でのデジタル・コンテンツ利用を推進するためのAVパソコン向けプラットフォーム「Viiv(ヴィーブ)テクノロジ」(Tech-On!関連記事)のロードマップを公開した。既に同社は,2006年第1四半期にViiv対応パソコンやコンテンツが登場することを表明している。
 今回同社は,2006年後半にDTCP-IPやトランスコーティング機能,さらにネットワークの簡単な設定を可能にする各種のソフトウエアを追加提供することを明らかにした。

 Viivは,家庭のリビング・ルームなどに設置したパソコン上で,リモコンを使って映像・音楽など各種コンテンツを簡単に取り扱えるようにするためのプラットフォーム。具体的には,インテルが提供するPentium D,Yonah(開発コード)などのデュアルコア型マイクロプロセサ,同社製のデュアルコア対応チップセットやネットワーク・アダプタ,同社が提供するソフトウエア・スタック,さらにOSとして「Windows XP Media Center Edition2005」を搭載することが,ロゴ取得条件となる。Viiv対応パソコン向けには,世界で40社以上のコンテンツ・プロバイダーが,インターネット経由での映像,音楽,ゲーム配信を計画している。
 
 Viivプラットフォームの狙いは,同ロゴが付けられたパソコンを消費者が購入すれば,誰にでも簡単にホーム・ネットワークに接続でき,コンテンツを自由にやり取りできる環境を実現することだ。ところが,2006年第1四半期に登場する初期の対応パソコンでは,ネットワーク接続などに関する機能がサポートされない。「インテルでのソフトウエア開発などに遅れがあった」(パソコン・メーカー関係者)ことが,原因と見られている。
 当初から提供されるソフトウエア・スタックがサポートするのは,パソコンの電源を瞬時にオン・オフする「Quick Resume Technology」や,RAID(redundant array of independent drives)機能を含む「Matrix Storage Technology」などである。

 そこでIntel社は,2006年後半に,「Hub Connect Technology」「Viiv Media Server」「Viiv Zone」と命名された追加ソフトウエアを提供する。「Hub Connect Technology」は,同社が独自開発した,ネットワークへの接続を簡単に実現する技術。「Viiv Media Server」は,DTCP-IP,トランスコーディング機能などをサポートするソフトウエア。そして,Viiv向けコンテンツをDMA(デジタル・メディア・アダプタ)経由でテレビ受像機に表示する際,コンテンツの一覧表示を可能にするインタフェースが「Viiv Zone」である。ただし,これらのソフトウエアの提供方法については,「現在検討中」(同社)という。

 これらのソフトウエアを追加したViiv搭載パソコンは,ホーム・ネットワークに簡単に接続できるという。さらに,Viiv向けにインターネット経由で配信されるコンテンツや地上デジタル放送の番組などを,DTCP-IPで他のViivパソコンにストリーミング配信することなどが可能になる,としている。