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図1 急速に伸びるインド市場。2007年,年間需要は5000万台超へ
図1 急速に伸びるインド市場。2007年,年間需要は5000万台超へ
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図2 2007年,インドは年間需要で世界第3位
図2 2007年,インドは年間需要で世界第3位
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図3 2007年,インドは加入者数で世界第4位
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図4 インドの比率が高まる
図4 インドの比率が高まる
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図5 2007年の年間需要,主要46カ国の合算値は7億1794万台。全世界での推定値は年間7億8000万台
図5 2007年の年間需要,主要46カ国の合算値は7億1794万台。全世界での推定値は年間7億8000万台
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 電子情報技術産業協会(JEITA)は,主要46カ国における2007年までの携帯電話機の需要予測を発表した。それによるとBRICs(ブラジルとロシア,インド,中国)における需要の伸びが顕著であり,中でもインドの躍進が著しく,2007年以降は中国に並ぶ巨大市場に成長する可能性が高いとの見方を示した(図1)。2007年におけるインドの需要は年間5320万台で,加入者数は1億2500万加入。2004年はそれぞれ2600万台と4730万加入なので,いずれも2007年までに2倍以上伸びる。この結果,同年における需要では年間1億4100万台の中国,同7665万台の米国に次ぐ世界第3位に上がる(図2)。加入者数では,5億4000万加入の中国,2億4845万加入の米国,1億5080万加入のロシアに続く世界第4位につける(図3)。一方,日本市場に関しては,JEITAは2007年における需要を年間4680万台,加入者数は9710万加入と予測した。

 2007年における中国とインドの需要と加入者数を比較すると,需要は約2.3倍,加入者数は約4.3倍の開きがある(図4)。ただし,携帯電話機の普及率は中国が41%に達する一方で,インドは11%にすぎない。インドの人口は11億を超えることと普及率の低さから,JEITAは2007年以降も新規加入者の増加による需要拡大が続くとみる。

 JEITAが今回需要予測した対象国は,アジア地域では日本や韓国,台湾,中国,インドなど10カ国,北米は米国とカナダの2カ国,中南米はブラジルなど6カ国,欧州は英国やドイツ,フランス,ロシアなど21カ国,トルコや南アフリカなど中近東・アフリカの6カ国,オーストラリアの計46カ国。全世界の累積加入数の約92%をカバーするという。2007年における需要と加入者数をこれら46カ国で合計すると,それぞれ7億1794万台と23億1763万加入(図5)。約92%のカバー率から全世界における値を推定すると,7億8000万台と25億1900万加入となる。