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 英Cambridge Display Technology Ltd.(CDT社)は,青色と赤色の2色で,印刷可能な高分子型の有機EL素子の寿命を大幅に改善した。特に青色の有機EL素子では,輝度半減寿命が15万時間と長く,電流効率も10cd/Aと大台に初めて載せたという。

 今回開発したのは,初期輝度100cd/m2で輝度半減寿命が50万時間の燐光型赤色有機EL材料で作製した素子と,同じく半減寿命が15万時間の蛍光型青色有機EL素子である。いずれも高分子型で「印刷に使える」(CDT社)タイプである。

  2005年10月の展示会「FPD International 2005」で同社は,赤色の有機EL素子で初期輝度100cd/m2の寿命を31万時間,青色では10万時間としていた(Tech-On!の関連記事)。「蛍光型青色有機EL素子の寿命は,2004年5月時点では3万時間だった」(同社)ことからすると,長寿命な材料開発のテンポは非常に速い。