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 島津製作所は,施設から排出するVOC(揮発性有機化合物)の濃度を測る分析計「FID(水素炎イオン化)形VOC分析計VMS-1000F」を発売した。外形寸法は205×337×400mmで,質量は8kgと持ち運びやすい。価格は150万円(税別)。

 VMS-1000Fは,運転に必要な高純度空気を精製する機能を内蔵。空気ボンベが不要なため,ランニングコストを抑えられる。加えて,デジタル・フロー・コントローラを採用することで,性能を安定させた。

 バッグ捕集,連続測定のいずれの場合でも操作が簡単。さらに大型の液晶ディスプレイを搭載することで,見やすくした。ディスプレイには,測定結果や濃度の時間変動結果を表示するため,値やグラフを見ながら測定できる。データロガーやPCレコーダなどさまざまな記録方法に対応する。

 VOCの排出を抑制するために,2006年4月1日に大気汚染防止法が改正される。施行後は,規制対象となる施設では,年2回以上のVOC濃度測定が必要だ。環境省の告示では,この測定には,NDIR(触媒酸化-非分散形赤外線分析計)かFID形分析計を使用することが定められている。

 同社は,この規制によるFID形分析計市場の規模は800台以上と予測し,50%以上のシェアの獲得を目指す。