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 米Hewlett Packard Co.は,次世代光ディスクの規格として「Blu-ray Disc」に加え「HD DVD」を同時に支持すると発表した(ニュース・リリース)。同社は,HD DVD規格の普及促進団体であるHD DVD Promotions Groupに加盟する。

 HP社はHD DVDを支持する理由として,「家庭内デジタル・ネットワークの普及に欠かせない『Mandatory Managed Copy』と『iHD』の双方の機能をHD DVDが持っていること」を挙げた。

 Managed Copyとは,光ディスクに収録したコンテンツを,ホーム・サーバなど他の機器にコピーしたり,ホーム・ネットワーク上の機器にストリーム配信したりする機能のこと。家庭内ホーム・ネットワークを普及させるための切り札となり得る。Mandatoryとは,コンテンツ事業者に同機能の提供を義務付けることを指す。iHDは対話機能を実現する仕様のこと。HP社は,次期Windows「Windows Vista」がiHDを実装することを指摘し「iHDを採用すれば,機器の開発コストを削減できる」と主張した。

 今までHP社はBlu-ray Disc陣営に対して,Mandatory Managed CopyとiHDの採用を働きかけていた。同社によると,このうちMandatory Managed CopyについてはBlu-ray Disc陣営も採用を決めたが,iHDは採用していないという。Blu-ray Discは,独自に策定した対話機能「BD-J」の採用を既に決めている。