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 日立空調システムと日立ホーム&ライフソリューション(以下,日立H&L)は,2006年4月1日付けで合併する(発表資料)。日立製作所,日立空調,日立H&Lの3社で事業体制の再編を進める一環という。

 合併後の新会社では,空調事業や白物家電事業に加えて,給湯機器やキッチン機器などのオール電化事業を柱として事業拡大を図る。これまで両社で個別に展開していた貯湯式や瞬間式のエコキュート,IHクッキング・ヒーター,食器洗浄器,電子レンジなどの製品群を一元的に扱うことで,住宅メーカーやデベロッパ,電力会社などへの提案力を強化する考えだ。今後は,設計・開発人員の集中や生産・販売拠点の再編などを進めていくとしている。

 また,日立,日立空調,日立H&Lのコンシューマ製品に関するマーケティングおよび販売統括機能を日立のコンシューマ事業統括本部に統合するとともに,日立H&Lの子会社である日立コンシューマ・マーケティングなどの販売会社8社などを日立製作所直轄の子会社とする。3社それぞれが海外に設けている販売拠点の統合などを進めることで,ほぼ全世界をカバーする販売網を構築できるという。3社が市場の拡大に期待を寄せるBRICs市場についても,中国には関係各社が拠点を設けているほか,ブラジルには日立空調が,ロシアには日立が,インドには日立H&Lが拠点を開設している状況だ。