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 米Google Inc.は,米Time Warner Inc.の傘下でオンライン・サービスを手掛けるAmerica Online, Inc.(AOL社)に10億米ドルの投資を行う(発表資料)。その目的の1つは,Google社のビデオ配信サービス「Google Video」(Tech-On!の関連記事1同関連記事2同関連記事3)の強化にあるようだ。

 AOL社と同じくTime Warner社の傘下には,大手スタジオの米Warner Bros. Entertainment Inc.や「Lord of the Rings」などの映画を担当する米New Line Cinema Corp.,人気ケーブル・テレビ放送局の米Home Box Office, Inc.と米Turner Broadcasting System, Inc.などがある。こうした映像コンテンツの集積とGoogle Videoサービスをつなぐことで,ユーザーの目に触れる機会を増やすことができるとする。「我々の戦略的な同盟の重要な点は,我が社のコンテンツをGoogleのユーザーにどんどん提示し,アクセスしてもらえることだ」(Time Warner社のChairman兼CEOで勤めるDick Parsons氏)。

 発表資料の中でAOL社は,映像検索関連でGoogle社と協力を行うことを明記している。AOL社は,インターネット上の検索や配信サービスを開発しているベンチャー企業である米Brightcove社に投資し,AOL社のWebサイトにBrightcove社の映像配信サービスの内容を載せるという契約を結んだと2005年11月に発表している。今後Brightcove社は,Google社と協力する可能性もある。