PR

 次世代トランジスタ・モデルの標準化機関である「CMC(Compact Modeling Council)」で行われていた,標準モデルの最終選考結果が出た。最終選考に残っていたモデルは二つあった(Tech-On!関連記事1同2同3)。

 一つは広島大学と半導体理工学研究センター(STARC)が開発した「HiSIM(Hiroshima-university STARC IGFET Model)」。もう一つは,オランダRoyal Philips Electronics NVと米Pennsylvania State Universityが共同開発した「PSP (Penn State Philips)」である。

 最終選考結果について,それぞれの機関から正式発表が出た。広島大学は12月5日に,「僅差で敗れた」とのニュース・リリースを出していた(ニュース・リリース1)。同時に,HiSIMの研究は今後も続けるとの宣言も行った。

 一方,Philipsは12月20日に,65nm以降のCMOS標準トランジスタ・モデルに「PSP」が選ばれたと発表した(ニュース・リリース2)。同社はPSPを既存のEDAツールと接続するために,「SiMKit」が用意されていると述べている。なおPSPの概要や詳細は,Pennsylvania大学のホームページに紹介されている。