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図1 2005年の生産高は前年比−4.0%と落ち込む。2006年は+2.3%の成長と予測した
図1 2005年の生産高は前年比−4.0%と落ち込む。2006年は+2.3%の成長と予測した
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 電子情報技術産業協会(JEITA)は,2005年の電子工業の国内生産高が3年ぶりに前年割れする見込みと発表した(発表資料)。生産高は18兆9623億円で,前年比で−4.0%となる。

 マイナス成長となった原因は,デジタル機器の価格下落のほか,2005年半ばまで続いた在庫調整があるという。2004年夏のアテネ特需をきっかけに各社が増産体制をとった結果,製品・部品とも在庫が積み上がった。JEITAは前年の生産見通しでは,この在庫は2005年初頭には解消するとみて,2005年の国内生産高の伸び率を+2.9%と推定していた(Tech-On!関連記事)。だが実際には,半導体や電子部品の在庫が2005年夏まで解消せず,生産高を落ち込ませた。

 2006年の国内生産高の見通しは,+2.3%のプラス成長となる19兆3891億円とした。個人消費,設備投資共に堅調な推移が見込めるためという。

図2 民生用電子機器の生産高は,液晶受信機やプラズマ・テレビは2006年も成長を見込むが,デジタル・カメラやビデオ・カメラは海外生産シフトが進んで減少の見込み
図2 民生用電子機器の生産高は,液晶受信機やプラズマ・テレビは2006年も成長を見込むが,デジタル・カメラやビデオ・カメラは海外生産シフトが進んで減少の見込み
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図3 無線通信機器のうち,携帯電話機は番号ポータビリティ制度の導入など買い替え需要の喚起が見込めることから,前年比+7.0%増となる1兆7180億円の生産高を予想した
図3 無線通信機器のうち,携帯電話機は番号ポータビリティ制度の導入など買い替え需要の喚起が見込めることから,前年比+7.0%増となる1兆7180億円の生産高を予想した
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