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左からポータブル型のセンサ,ルータ,ゲートウェイ。センサ4台とルータ2台,ゲートウェイ1台にソフトウエアを添付して90万円で販売する。
左からポータブル型のセンサ,ルータ,ゲートウェイ。センサ4台とルータ2台,ゲートウェイ1台にソフトウエアを添付して90万円で販売する。
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今後の製品展開
今後の製品展開
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リストバンド型。リストバンド型センサ2台とゲートウェイ1台にソフトウエアなどを添付して90万円。
リストバンド型。リストバンド型センサ2台とゲートウェイ1台にソフトウエアなどを添付して90万円。
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 日立製作所のワイヤレスインフォ ベンチャーカンパニーは,小型の無線センサ「日立AirSense」を2006年1月に発売する。ビルや工場の空調管理などに使うポータブル型と,身に着けて健康管理などに使うリストバンド型の2種類を用意した。価格は,センサやルータ,ゲートウェイなど一式で90万円。パソコンを所有していれば,すぐに利用が可能になるという。

 ポータブル型は温湿度センサ,3軸加速度センサを搭載しているほか,外部インタフェースに新たにセンサを追加することもできる。外形寸法は92mm×66.5mm×28mm。建物の壁に設置したり食品工場に設置すれば,空調管理や衛生管理などに使える。無線通信方式にはZigBeeを用いており,設置場所の電波環境に応じて自動で最適な無線伝送ルートを選択する。ポータブル型センサを使ったサービスは,日立電子サービスや日立ビルサービスが提供予定である。

 リストバンド型は,温度センサや脈波センサ,加速度センサを搭載している。高齢者の腕に着けて家族が健康状態を把握するといった用途に向ける。リストバンドに機能を収めるために,センサやマイコン,無線機能を1.5mm角の基板に集約した。既に技術発表を2005年5月に済ませており,今回発売が正式に決まった(Tech-On!関連記事)

 センサ・ネット関連技術を事業化するワイヤレスインフォ ベンチャーカンパニーは,日立AirSenseの基になった無線センサ技術を開発した研究所と,事業部から人材を集めて設立した。無線センサ技術が研究所から事業部へ移管されたことで,現在研究所では次世代の製品に向けてUWBを使った無線センサ技術を研究しているという。