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 米Agilent Technologies Inc. は,3次元電磁界シミュレータを発売する計画をもっていると発表した(ニュース・リリース)。Agilentは2001年に同シミュレータである「HFSS(High-Frequency Structure Simulator)」を米Ansoft Corp.に売却している(Tech-On!関連記事1)。

 現在,Agilentは2.5次元の電磁界シミュレータ「Momentum」を提供しているが,回路シミュレータのユーザーが3次元電磁界シミュレータを併用するケースが増えていること,Agilentの現在のユーザーが3次元電磁界シミュレータを望んでいることで,再参入を決定したという。新しい3次元電磁界シミュレータは2006年上半期に発表の予定。

 Agilentは低価格のRF帯向けEDAの米Eagleware-Elanixを2005年に買収しており(Tech-On!関連記事2),今回製品化を発表した3次元電磁界シミュレータもこちらの製品系列に匹敵する「意欲的な価格にしたい」(Agilent)という。ただし,この3次元電磁界シミュレータが,元々Agilentが持っているADSやEESofの系列の製品か,旧Eagleware-Elanix系列の製品かは「まだ明らかになっていない」(日本法人のアジレント・テクノロジー)。