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 NTTドコモの2005年度第3四半期(10月~12月)の連結決算は,売上高が3兆5822億円で対前年同期比1.7%減,営業利益は6935億円で同7.7%減だった(ニュース・リリース)。

 事業の中核である携帯電話サービスの収入(FOMA+mova)は前年同期と比べほぼ横ばいだったが,携帯電話機の販売数が減少したことが,全体の売り上げ減につながった。端末の売上高は3532億円で,前年同期より13.6%減らしている。営業費用がほぼ横ばいだったことから,売り上げ減の分だけ営業利益を減らした格好だ。

 端末の販売減にも関わらず営業費用が横ばいになった理由は3つある。FOMA機の割合が増えたことで代理店手数料(インセンティブ)の支払いがそれほど減らなかったこと,「電池パック無料サービス」などの新サービスの費用がかさんだこと,2005年12月に大規模な販促キャンペーンを打ち出したことである。

NTTドコモ,WiMAXの検証実験を開始

 同社は決算説明会の席上で,NTTグループの戦略の一環としてWiMAXの技術検証を行う考えを明らかにした。固定電話向け,移動体通信向け双方について,NTTドコモが検証作業を担う。「NTTグループの中で『誰がやるのか』という話があったので,『実験ということなら我々がやる』と手を挙げた。早ければ来月からでも始めたい」(NTTドコモ 代表取締役社長の中村維夫氏)。具体的には,スループットの特性評価や電波干渉を評価するという。

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