PR

 日本SGI(本社東京)は,ブレード技術を採用したHPC(High Performance Computing)向けサーバ「Altix 4000」シリーズを発売した。1システムに米Intel社の64ビットプロセッサ「Itanium2」を最大で4096個まで搭載可能で,同社の共有メモリー技術「SGI NUMAlink」によりブレード間で最大60Tバイトのメモリーを共有できる。科学技術計算や製造業のCAE,メディア分野などが主なターゲット。これまで以上に大規模で複雑な計算モデルにも対応できる。従来の最上位機種「Altix 3700」に搭載可能なプロセッサ数は2048個,共有メモリーの上限は24Tバイトだった。
 Altix 4000シリーズは同社初のブレードサーバ。Itanium2を搭載する2種類の計算ブレードのほか,メモリーブレード,PCI-Xなどの各種I/Oブレードなどを任意に組み合わせてサーバを構成する。19インチラックにはIRUと呼ぶユニットを四つまで搭載でき,各IRUには10個のブレードモジュールを内蔵可能。IRUのバックプレーンにNUMAlinkのインターコネクトを装備しているためブレードの抜き差しの際に配線し直す必要がない。従来のAltix3000シリーズは,ブリックと呼ぶモジュールを追加するたびに結線する必要があった。

図●SGI初のブレードコンピュータ。Itanium 2を最大4096個搭載できる。

 加えてAltix4000シリーズには,プログラム可能なLSIであるFPGA(Field Programable Gate Array)を搭載した「RASC」ブレードを提供。米Xilinx社の「Virtex4」を搭載したブレードで,大規模な暗号解析用LSIの開発などへの利用が期待される。OSには,「SUSE LINUX Enterprise Server9」を採用している。価格は,基本構成で8209万4000円から(16個のItanium 2と16Gバイトのメモリーを搭載する)。

連絡先:日本SGI 営業フリーダイヤル
TEL:0120-161-086