PR

 シャープの2005年10月~12月期決算は2ケタの増収増益となった。売上高が対前年同期比12.5%増の7317億1800万円,営業利益が同20.0%増の437億6500万円である。

 好決算の牽引役は液晶テレビ。10月~12月の販売台数は対前年同期比49%増の122万台,売上高は同37%増の1325億円だった。特に30インチ型以上の大型機種の伸びが大きく,液晶テレビ全体に占める売上比率は前年同期の23%に対して40%超となった。市場の平均単価が2005年通年で30%程度,下落する中で,シャープの液晶テレビの平均販売単価は上期に比べて10月~12月期は2%程度,上昇しているという。

 これを受けて,液晶テレビを含むエレクトロニクス機器部門の売上高は対前年同期比10.5%増の4733億5500万円,営業利益は同14.2%増の183億6400万円となった。液晶テレビのほか,携帯電話機やプリンター,複写機の売り上げも好調に推移した。一方で,パソコンは不振だったという。

 上期は不振の続いた電子部品部門も10月~12月期は大幅な増収増益となった。売上高は対前年同期比16.3%増の2583億6300万円,営業利益は同24.1%増の251億700万円である。フラッシュ・メモリの価格下落や半導体レーザの売り上げ減などをテレビ用の液晶パネルや太陽電池の好調がカバーした。

■国内企業の最新の決算はこちらからご覧いただけます。