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 ロームの2005年第3四半期(2005年10月~12月)の売上高は対前年同期比15.8%増の1011億5000万円だった。全製品部門で売り上げが前年実績を10%以上,上回った。パソコンや携帯電話機,デジタル家電の生産拡大で,需要が好調に推移したという。営業利益も同23.7%増の195億200万円と好調だ。

 集積回路部門の売上高は対前年同期比17.3%増の440億100万円だった。ハード・ディスク装置(HDD)やフラッシュ・メモリを記録媒体に用いる携帯型音楽プレーヤや,フラット・パネル・ディスプレイ(FPD)など向けに新製品の採用が進んだという。携帯電話機の市場においても,海外向けでは液晶ドライバLSI,国内向けでは第3世代サービス対応端末(3G端末)向けの統合アプリケーション電源LSIやアナログ・フロントエンドLSIが売り上げを伸ばした。

 半導体素子部門の売上高は対前年同期比16.0%増の390億6400万円。デジタル家電向けにMOSFETやパワー・ダイオードが売り上げを拡大した。パソコン向けでCD書き込み用の高出力半導体レーザや,DVDレコーダなど向けで2波長レーザの採用が進んだ。ただし,CDやDVDの読み取り用レーザは市場の低迷を受けて低調に推移した。

 ディスプレイ部門は同10.2%増の114億3700万円だった。プリンター複合機向けのイメージ・センサ・ヘッドや,POSシステムなど向けのプリント・ヘッドが売り上げを伸ばしている。一方で,携帯電話機向けの液晶モジュールは,国内では好調だったものの,アジア地域では端末の生産調整の影響を受けたとする。カメラ・モジュールも価格競争が激化し,売り上げが低迷した。

 受動部品部門は,0603サイズの小型品や低抵抗の抵抗器,小型で大容量のTaコンデンサなどが好調で,売上高は対前年同期比15.2%増の66億4600万円となった

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