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 横河電機は,PLC計装用コントローラ「STARDOM」( Tech-On!関連記事)の新バージョンを発売した。同コントローラは,制御,操作,監視といった機能別コンポーネントで構成するシステム。生産設備の監視制御や,コジェネ装置の遠隔監視/制御に向く。新バージョンではネットワーク機能を強化することで,信頼性を高めた。

 ネットワーク機能としては,製造工程を制御する分散型制御システム(DCS)「CENTUM」シリーズ(Tech-On!関連記事)とSTARDOM間での高速データ通信のほか,Ethernet経由での接続もできるようにした。これにより,CENTUMの操作/監視ステーションに,STARDOMで制御しているプラントの運転状況を簡単に表示できる。両者を組み合わせれば,プラント全体の操作/監視システムを構築しやすい。

 さらに,一般の電話回線のように安定度の低い回線を使っても,確実にデータを送受信できる「DNP3」(Distributed Network Protocol 3)通信に対応。このため,通信環境が十分に整っていない場所でも,信頼性の高い監視/制御システムを構築できる。

 加えて,電動バルブの制御機能には「パルス幅出力モジュール」を採用した。電動バルブの開閉を,2mmと従来比1/10の間隔で調節できるため,高速で精密な制御が必要な分野にも使える。例えば,製鉄所の連続鋳造工程での使用も可能だ。