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 韓国Samsung Electronics Co.,Ltd.は,2006年1月の組織改革で,技術総括の傘下に特許専任最高責任者の副社長級のCPO(chief patent officer)組織を新設した。CPOには,李ムンヨン副社長が任命された。李氏は,半導体研究所長やシステム家電事業部長などを歴任し,特許技術の専門性,事業家,研究開発関連など,経営全体にわたって豊富な経験があるという。

 今回のCPOの新設は,最近の特許専門企業の出現や企業間戦略的提携の拡大傾向,特許紛争規模の大型化などの環境下において,総合的かつ持続的な特許対応戦略が要求され,特許責任経営の必要性を反映したものである。CPOは,特許戦略の樹立と実行,専門担当者の養成,特許品質の向上など,特許経営全般にわたる体系的な業務推進と,事業部間特許関連意思決定を調整し,外部状況に速やかに対処できるようにする。いわば,Samsungの特許関連部門のコントロール・タワー的な役割を担う。同社は,米国の特許庁が発表した2005年米国特許登録順位で,歴代最多の1641件を記録して5位となり,特許経営が本格的な成果を出している。同社技術総括副会長の李ユンウ氏は,2005年11月のアナリスト・デイで,「2007年までに特許登録を世界トップ3に跳躍する目標を立て,現在250人水準の特許専任人材を,2010年までに450人まで拡大する」と語っていた。(この記事の詳細はhttp://www.devicetimes.com/を参照)