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 日立製作所 情報・通信グループは,経営戦略のアドバイスやITシステム構築に関するアドバイスなどを行うコンサルティング事業の強化を目指し,現在は国内外で1200人のコンサルタントを2008年度に3000人以上に増員すると発表した(発表資料)。また,2006年4月3日付けで情報・通信グループ内に「日立グローバル・コンサルティング・コミッティ」を設置する。日米欧のコンサルティング・サービス会社で戦略を共有するなどして連携を図り,競争力を強化する考えだ。

 国内では,コンサルティング事業を手掛ける子会社のエクサージュを2006年4月3日付けで「日立コンサルティング」に社名変更するとともに,同社の代表取締役社長兼CEOにポール与那嶺氏を起用する。同氏はKPMGコンサルティング(現・ベリングポイント)の代表取締役会長を務めるなど,コンサルティング業に従事してきた。今後は,日立グループのコンサルティング事業リソースを連携,集約させ,日立コンサルティングをアジア地域全体を担当する企業に育てるとしている。

 欧州においては,2005年12月21日,米Hitachi Consulting Corp.の100%子会社として欧州統括会社Hitachi Consulting Europe Ltd.を英国に設立した。同社は2006年3月までに事業会社を英国,スペイン,ポルトガルに設立し,さらに活動範囲を順次,ドイツやフランスに拡大していく計画である。

 日立グループでは,コンサルティング事業の売上高として2005年度に300億円,2006年度に350億円,2007年度に450億円,2008年度に700億円を目指す。