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米MIPS Technologies, Inc.は,同社のマルチスレッド機能「MT ASE」に対応した32ビットCPUコア「MIPS 34Kコア・ファミリー」を発表した。汎用レジスタを複数系統備えることで,1つのCPUコア上で複数のスレッドを実行できるようにした。2つのスレッドを実行できるようにした構成の場合,14%程度の回路面積の増加で約60%の処理性能向上を実現できるという。既に米PMC Sierra, Inc.,米iVivity, Inc.,オランダMobileye N.V.がライセンス供給を受けているという。  MIPS社は既に2003年10月に「MT ASE」の技術そのものは発表しているが,今回の34KはこのMT ASEを搭載した初めてのCPUコア製品となる。一般にマイクロプロセサでは,主記憶のアクセス性能向上が演算器など論理回路の性能向上と比べて緩やかであるため,キャッシュ・ミスによる遅延サイクルが相対的に増大する傾向にある。キャッシュ・ミスによってパイプラインに待ちが生じている際に,別のスレッドを実行することでIPCを向上させるのがマルチスレッド技術である。

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