PR

 住友電気工業は,南アフリカ共和国などに抱える通信事業子会社5社の清算を決めた。清算するのは,南アフリカRepublic Power & Communication Company(Proprietary) Ltd.(以下,RPC社)とRPC社の子会社であるナミビアRepcom Nambia(Proprietary) Ltd.,スワジランドRepcom Swaziland(Proprietary) Ltd.,ボツワナRepcom Botswana(Proprietary) Ltd.,南アフリカRPC Property Investment(Proprietary) Ltd.の合計5社。2006年3月にRPC社の子会社4社を,同4月にRPC社を清算する予定だ。

 住友電工は1996 年に,南アフリカ共和国の有力通信工事会社だったRPC 社に資本参加した。目的は,同国の通信事業者による通信網整備プロジェクトへの参入と南部アフリカ市場開拓だったという。しかし,期待した通信網整備プロジェクトは参入激化により工事採算が悪化した。その後は他の通信網整備プロジェクトなどに注力して事業を継続してきたが,2003 年以降のインフラ投資抑制や競争激化によりRPC 社の業績は急速に悪化した。これまでも段階的にRPC社の事業を縮小してきたが,黒字化のメドが立たないため,RPC 社と同社の子会社の清算を決議するに至った。