PR
[画像のクリックで拡大表示]

 カシオ計算機は,レーザスキャナ一体型のハンディターミナル「DT-930」を2006年2月28日に発売する。バーコードを読み取る性能のほか,衝撃や水に対する耐性を高めた。ラインアップは,レーザを下向きに照射するタイプと,前方に照射するタイプ。それぞれ,書類を読み取る業務,検品や棚卸し業務に向く。

 読み取り性能についてはまず,分解能が従来機種より約20%高いスキャナを内蔵した。最小分解能は0.127mm。さらに,従来は最大で380mm離れた位置にあるバーコードを読み取れたが,その距離を450mmまで延ばした。レーザの照射幅を制御する機能により,隣にあるバーコードを誤って読むのを防ぐ。

 1.8mの高さからの落下にも耐えられる耐衝撃性を備え,防沫(ぼうまつ)構造に関する保護等級「IP54(あらゆる方向からの水の飛沫に耐えられる)」に準拠する。動作温度は-20~+50℃で,さまざまな現場で安定して動作する。

 「IrDA(Infrared Data Association) Ver.1.1」に加えて「Bluetooth Specification Ver.1.2」を標準で搭載しており,プリンタなど周辺機器との通信が可能だ。RAM4Mバイトに加えて,Flash Memory16Mバイトのメモリーを内蔵しているため,データのバックアップができ,電池切れによるデータの消失も防げる。

 そのほかには,キーバックライトを装備したり,読み取り完了時にLEDが点灯するようにしたりして,倉庫など暗い場所での使いやすさを高めた。ディスプレイには,位相差フィルム付きSTN(Super Twisted Nematic)液晶を採用。高輝度表示や大型フォントを採用して見やすくした。