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図◎Renault社のカルロス・ゴーン社長
 フランスRenault社のカルロス・ゴーン社長は2006年2月9日、中期経営計画である「Renault Commitment 2009」を発表した。2009年には2005年より80万台を増販するほか、2009年の売上高営業利益率を6%とすることを掲げた。

 同社の昨年の販売台数は253万3000台と前年より1.7%伸びた。売上高は413.38億ユーロ(1ユーロ141円換算で5兆8287億円)で1.9%伸び、売上高営業利益率は3.2%だった。コミットメントを達成するには2009年で333万3000台以上の販売が必要になり、売上高営業利益率も大幅に高める必要がある。

 増販を実現するために、同社は今後26の新モデルを投入する。2006年に2モデルを投入するほか、2007年から2009年にかけては平均8モデルを投入する。これは1998年から2005年にかけて投入したモデルの2倍に当たるとする。

 重点を置く4つの方向性は、既存モデルのリニューアル、高級車市場シェアの拡大、SUVやクロスオーバー車など新車種への参入、欧州以外の成長マーケットの強化である。既存モデルの強化では、「Megane」「Kangoo」「Twingo」「Master」などを改良する。また、2万7000ユーロ(381万円)以上の高級車市場には2007年に「Laguna」を投入し、セグメントでトップ3に食い込むことを目指す。
 
 新車種ではSUV、4輪駆動車、クロスオーバー車、すき間市場向け車などが候補として挙げられ、欧州以外の成長マーケットでは低価格戦略車「Logan」にモデルを追加する。

 コスト削減についても触れ、今後3年間に購買コストを14%減らす、工場の稼働率を2009年に75%まで高めることで生産コストを12%減らす、物流コストを9%減らすことを発表した。

 なお、燃費については2008年までに二酸化炭素の排出量が1km当たり140g以下の車を100万台以上販売し、そのうち1/3が120gを下回る車になるとした。さらに2009年に販売されるガソリン車の半分は、ガソリンとエタノールを混合した燃料で走行できる。同時期までにすべてのディーゼル車はバイオディーゼル燃料である「diester」を30%混合できるようにする。

 ハイブリッド車や燃料電池車、電気自動車、無段変速機については日産とのアライアンスを含めて研究中とし、フランスで計画期間中に燃料電池車の試験を行う予定だ。