PR
[画像のクリックで拡大表示]

 スカイ電子(本社高知県・窪川町)は,風力発電用の発電機「SKY-G600」を開発し,2006年2月中旬に受注生産を始める。定格出力は,300rpmで5kW。従来機種「SKY-G450」の約2.5倍の電力を発電できる。価格は120万円(税別)。

  一般の発電機は,コイルと鎖交する磁密度を大きくするために鉄芯にコイルを巻く。それに対してG600を含めた「SKY 発電機」シリーズは,回転子と固定子のいずれにも鉄芯を使わないコアレス構造を採用するのが特徴だ。これによってコギングトルクを抑え,騒音や振動を少なくできる。従来のコアレス発電機には定格出力が1kWを超えるものがなかったが,京都議定書の施行などにより,高出力の発電機へのニーズが高まっているため,開発した。

低速回転でも高い電圧を発生するのは,希土類磁石を使用して多極構造としたため。さらに一般とは逆に,固定子の外側で回転子が回るアウターローター構造とした。この構造は電気的な接触が少ないため,耐久性が向上する。

 G600の外径は60mmで,幅は83mm。質量は95kg。小型のため,ビルの屋上にも設置できる。そのほか,小規模の水力発電にも使えるという。