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 ザインエレクトロニクスの2005年通期(2005年1月~12月)における売上高は,対前年比40.2%増の218億900万円と大きく伸長した(PDF形式の発表資料)。営業利益は同11.8%増の25億4100万円,純利益は同21.4%増の17億1600万円である。好決算を受けて同社は決算発表と同日,配当予想の上方修正を行っている。前年と同様に600円としていた1株当たり期末配当を750円へ引き上げた。

 LVDS(low voltage differential signaling)向けトランスミッタ/レシーバの10ビット品の販売が薄型テレビ向けに好調に推移した。また,薄型テレビやモニタだけにとどまらず,カー・ナビゲーション・システムや車載テレビ向けにも量産出荷を始めたことで,売り上げが拡大した。薄型テレビ向けには電源制御用LSI「Powerlinker」も量産出荷を開始。携帯電話機市場向けには,高周波無線用LSIの販売に注力した。

 同社は2005年に,前年から10%増の研究開発費11億4000万円を投じた。フルスペック・ハイビジョン用LSIや高周波無線用LSI,電源制御用LSIのほか,1本の差動信号線により長距離の情報伝送を可能とする「V-by-One」の研究開発を進めたという(Tech-On!関連記事)

 2006年通期(2006年1月~12月)の業績については,売上高289億6600万円(対前年比32.8%増),経常利益28億7600万円(同7.9%増),純利益18億600万円(同5.2%増)を見込んでいる。研究開発費は15億4100万円へ拡大する計画だ。

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