PR

 富士電機デバイステクノロジーは,ハード・ディスク装置(HDD)の記録媒体の月間生産能力を,現在の約2倍となる1300万枚に引き上げることを決めた。同社は2006年2月にマレーシア工場の生産能力を高めて月産700万枚体制を整えたばかり。旺盛な需要に応えるために,さらなる増産を決めた。

 投資総額は400億円で,山梨事業所の月間生産能力を2006年7月までに280万枚,マレーシア工場を2007年4月までに320万枚増やす。マレーシア工場は,増産のために隣接する12万m2の敷地を買収して工場を新設する。
 増産と合わせて,富士電機デバイステクノロジーが100%出資する富士電機ストレージデバイスを2006年4月1日付けで吸収合併することも発表した。開発と製造,営業の一環体制を構築し,事業効率を高める狙いがある。

 HDD向け記録媒体の需要は拡大しており,富士電機デバイステクノロジーは2005年度の連結売上高を前年度比約70%増の約500億円と見込んでいる。同社だけではなく,昭和電工も約500億円を投資して2006年3月末までに月産1375万枚,2008年末までに月産2400万枚とする計画を発表したばかりである(Tech-On!関連記事)