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図1 限定リースを開始する「マツダRX‐8ハイドロジェンRE」
図1 限定リースを開始する「マツダRX‐8ハイドロジェンRE」
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 マツダは,水素でもガソリンでも走行できるロータリーエンジン車「マツダRX‐8ハイドロジェンRE」を出光興産と岩谷産業にリース販売する契約を結んだと発表した(図1)。納車は2006年3月下旬を予定している。

 標準リース価格は月間42万円(税込み)。既存の「RX-8」を流用できることから,現在国内でリースしている燃料電池車に比べてリース価格をほぼ半額にできたとしている。マツダでは2006年中に地方自治体やエネルギー関連企業などに向けて合計10台程度をリース販売する計画。

 マツダRX‐8ハイドロジェンREは,2003年10月に開催された「東京モーターショー」で発表して以来,2004年10月に国土交通大臣認定を取得し,公道走行試験を重ねてきた(関連記事)。水素でもガソリンでも走行可能なため,水素ステーションなどのインフラ整備がない地域でもガソリンを使って走行することで,燃料切れを心配する必要がない。車両の製造価格についても既存のエンジン部品や生産設備を活用できるため,低コスト化を図りやすいとしている。

 リース販売する車両の車体寸法は全長4435mm,全幅1770mm,全高1340mmで,ホイールベースが2700mm。車両重量は1460kgとなる。エンジンは排気量0.654Lのロータリーエンジンを2個搭載し,最高出力は水素燃料時に80kW(109PS),ガソリン燃料時に154kW(210PS)。最大トルクは,水素燃料時に140N・m(14.3kg・m),ガソリン燃料時に222N・m(22.6kg・m)。

 燃料タンクは,水素用に容量110Lの35MPa高圧タンクと,ガソリン用に61Lのタンクの2つを搭載する。走行可能な距離は「10.15モード」で,水素利用時が100km,ガソリン利用時が549kmとなる。