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 旭硝子は,成分に鉛を全く使用しない鏡「サンミラーZ」を開発,2006年4月から販売を開始する。これまで,鏡の裏面にはホルムアルデヒドが発生しない塗料を利用してきたが,そこには鏡に使う銀を腐食から守って耐久性を高める鉛が含まれていた。今回,鉛を排除しながら従来品とほぼ同等の耐久性を実現し,無鉛化に成功した。商品名の「Z」は「鉛ゼロ」「ホルムアルデヒドゼロ」を表す。

 サンミラーZの生産は,中国・大連市にある,100%出資子会社の旭硝子特種玻璃有限公司(AFD社)が担当する。鏡生産ラインの新設に伴う設備投資額は約10億円。旭硝子では今回の無鉛化を機に,品質保持,安定供給,コスト競争力などを考慮して鏡製品生産を現在の鹿島工場からAFD社のミラー工場に今後移管するという。参考材料価格は,厚さ5mmで1万3230円/m2(税込み)。