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 日本ビクターは,2005年度通期(2005年4月~2006年3月)の業績予想を再び下方修正した。同社が2005年度の業績予想を修正するのは2005年10月に続いて2度目(Tech-On!関連記事)。売上高は前回予想の8600億円に対して8250億円(対前年度比1.9%減)へ,当期純損失は前回予想の115億円に対して295億円へ修正した。18億5700万円の純損失を計上した前年度に対して赤字がさらに膨らむ見通しだ。

 通期業績が当初予想を下回る見込みなのは民生機器部門と産業用機器部門,ソフト・メディア部門である。民生機器部門では,北米市場におけるCRTテレビの売り上げが大幅に減少。オーディオ事業も苦戦を強いられている。第3四半期に浮上したDVD機器の品質問題も尾を引いているという(Tech-On!関連記事)。産業用機器部門では受注状況が当初の予測を下回っているとする。ソフト・メディア部門では記録メディアの価格が予想を超える幅で下落していることに加え,販売数量も減少している。