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 国土交通省は2006年2月22日、次世代道路サービスに関する官民共同研究の公開実験「スマートウェイ公開実験Demo2006」をつくばの国土技術政策総合研究所で行った。共同研究には民間から23社が参加しており、今回の公開実験では13社が機材などの提供を行った。


図1◎「スマートウェイ公開実験Demo2006」

 この共同研究はカーナビやVICS、ETCなど個別に提供されているサービスを一つの車載機器で提供することを目的としている。今回の公開実験では、ETCに使われている5.8GHz帯のDSRC(狭域通信)を利用し、モニターとなるナビゲーションシステムと組み合わせて、ETCに加えて次世代道路サービスの実験を行った。

 道路サービスとして紹介したのは、「走行時の情報提供サービス」「道の駅などにおけるイントラネット接続」「公共駐車場でのキャッシュレス決済サービス」といった公共性の高いものに加え、「ガソリンスタンドのキャッシュレス決済サービス」などで民間での利用を想定したものもあった。

 走行時の情報提供サービスでは、道路脇に設けた路側機からテキスト情報や画像情報を送信し、音声合成により「この先視界不良です」といった音声情報を流したり、工事を模擬した画像をカーナビのモニターに表示するといったデモを実施した。

 また、高速道路などで本線に合流する場合を想定して、合流時に走行車線を走行してくる車両とぶつかる可能性がある場合には、モニターに警告を表示する機能も実演した。この場合は、相手車両の車速やブレーキのオン・オフ、ウインカの作動状態から衝突の危険性を判断して自車のモニターに警告を出すかを判断している。


図2◎道路脇に設けた路側機からDSRCで情報を前もって送信しておき、工事個所に近づいたときに工事を模擬した画像をカーナビのモニターに表示した例。


図3◎合流時に走行車線を走行してくる車両とぶつかる可能性がある際、モニターに警告表示した例。


図4◎相手車両の速度、位置、ウインカの動作状況などの情報を入手する。

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