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 任天堂は,ニンテンドーDS向けソフトウエア「漢字そのまま DS楽引辞典」「旅の指差し会話帳DS」の発売を延期する。これらは,2006年3月末から4月にかけて発売する予定だったが,4月中旬以降に変更した。ゲーム機本体(ニンテンドーDSおよび同DS Lite)の需要に供給が追いつかず,上記ソフトウエアが本体との同時購入が多いとみられることから延期を決めた。

 ニンテンドーDSの累計出荷台数は2月15日時点で600万台を超えている。3月2日に発売したDS Liteは3月中に45万台,従来のDSは20万台,合計65万台の出荷を見込んでいる。これは,これまでの1カ月当たりの平均出荷台数を上回る。同社は「DSが,従来のゲーム・ユーザーとは異なるユーザー層を取り込めた。高齢者から子供まで,家庭内のコミュニケーション手段となり,1人1台ずつ所有することも多くなった」と分析している。100万本以上売れたソフトウエアも7タイトルに上るなど,大ヒット商品も相次いだ。この7タイトルのうち,4タイトルがDS向けに新たに開発されたものという。ゲーム・ソフトウエアのヒット作には続編が多い中,新たなゲーム分野を切り開いた形だ。

 このほか,DS Liteの3色のうち,「アイスブルー」と「エナメルネイビー」の2機種は発売を当初予定の3月2日から3月11日に延期した。「クリスタルホワイト」は予定通り発売した。同社は「製造工程で予期せぬ支障が生じた」とだけ説明している。部品の供給不足など,需要の増加とは無関係だという。