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 台湾Chi Mei Optoelectronics Corp.(CMO)は,半導体エネルギー研究所(SEL)と争っていた液晶パネルに関する特許訴訟に勝訴したと発表した。この特許訴訟は,2004年12月にSELがCMOのパネルを搭載した液晶テレビを販売する西友を相手取り,販売差し止めを求めたことに端を発するもの(Tech−On!関連記事)。これに対しCMOは東京地裁に,SELが主張する特許侵害の事実がないことの確認やSELに対する損害賠償などを求めていた。

 CMOによれば,2006年3月24日,東京地裁はCMOの液晶パネルにSELが主張する特許侵害の事実がなく,特許も無効であるとの判決を下したという。合わせて,SELが日本でマスコミなどを通じてCMOを中傷する一方的な情報を流したなどとして1000万円の損害賠償と,今回の裁判費用の90%に当たる額の支払いを命じたとする。

 SELが特許侵害を主張していたのは,表示部と保護回路を有するアクティブ・マトリクス型パネルの保護回路の電気的な接続方法に関する特許である(特許第3241708号)。