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 ニコンは,2006~2008年度の中期経営計画を発表した。2005年度の売り上げ見込み7100億円に対して,2008年度(2008年4月~2009年3月)には売上高9000億円を目指す。営業利益は売上高の10%にあたる900億円が目標だ。

 これに向けて,ニコンは研究開発投資と設備投資を増額する。研究開発投資は2006~2008年度で1650億円(2003~2005年度に対して60%増加),設備投資は1000億円(同20%増加)を予定している。次世代ステッパの開発やデジタル・カメラの開発,バイオ・サイエンス分野の強化などに優先的に資金を配分する計画。

 ニコンは,2008年度の売上高9000億円のうち,4800億円までを映像事業で確保する考えだ。2008年度に一眼レフ・デジタル・カメラの市場シェア40%獲得を目指す。コンパクト機種の差異化にも注力して事業の収益改善を図る。営業利益は売上比9.2%の440億円を目標に据えた。

 映像事業に次ぐ柱になるのは,精機事業。2008年度に売上高を3100億円,営業利益を380億円とする計画だ。半導体露光装置では高価格のArF液浸装置で市場シェア首位を目指し,液晶用露光装置では大型液晶用機種のシェア拡大を狙う。