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 米運輸省は3月29日、SUVやミニバンなどライトトラックのCAFE(企業平均燃費規制)を新たな枠組みとし、2011年モデルの基準を24.0mpg(約10.2km/L)にすると発表した。運輸省ではこの規制強化により107億ガロン(約405億L)のガソリンを節約できるとする。

 CAFEはこれまで企業平均の燃費基準値を定めていた。2006年モデルの乗用車では27.5mpg(約11.7km/L)、ライトトラックでは21.6mpg(約9.2km/L)。乗用車は毎年規制値が決まっていくが今のところ変更はなく、ライトトラックはこれまで2007年モデルまでが22.2mpg(約9.4km/L)として決まっていた。

 新たな枠組みは「Reformed CAFE」と呼び、トレッド幅とホイールベースから決まるフットプリントと呼ぶ面積から計算式によって車両の基準値を算出し、各車種の生産台数を基に調和平均化したメーカーごとの基準値を満たす必要がある。この方式では、2011年モデルで28.4mpg(約12.1km/L)と乗用車よりも厳しい基準値を満たさなければいけない車両もあるという。

 発表では、Reformed CAFEの移行期間として、2010年モデルまでこれまで通りの企業平均で規制値を達成するか、新たな枠組みで導入される規制値を達成するかを各メーカーが選べるとした。

 これまで通りのCAFEを選択した場合、2008年モデルは22.5mpg(約9.6km/L)、2009年モデルは23.1mpg(約9.8km/L)、2010年モデルは23.5mpg(約10.0km/L)に強化される。なお、2005年8月の基準案提案時には含められていなかった車両重量8500~1万ポンド(約3850~4530kg)の大型SUVも対象に含め、すべてのSUVを規制対象にしたという。

【お詫びと訂正】記事初出時に、Reformed CAFEの内容が誤っておりました。お詫びして訂正いたします。ご迷惑をおかけいたしました読者の皆様ならびに関係各社には深くお詫び申し上げます。