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 豊田合成と米Philips Lumileds Lighting Co.は,両社が保有する発光ダイオード(LED)関連の特許を,相互に利用し合えるクロスライセンス契約を締結した(発表資料)。対象となる特許は,青色LEDや赤色LEDなどIII-V族系化合物半導体によるLED技術に関するもの。豊田合成によれば,Philips Lumileds社は高輝度の赤色LEDや高出力の青色LEDを得られる多くの特許を保有し,豊田合成は青色LEDに関する基本的な特許を多く有するという。両社の特許を相互に活用できるようにすることで開発効率が高まり,LEDの高輝度化が図れるのでLED需要をさらに開拓できるとする。

 Philips Lumileds社は,かつての米Lumileds Lighting,LLCという社名を名乗っていた大手LEDメーカーであり,もともとはオランダRoyal Philips Electronics社と米Agilent Technologies,Inc.の合弁会社だった。Agilent社は2005年に実行した事業再編に伴い,Agilent社が保有するLumileds社の株式をRoyal Philips社に譲渡した。これにより,Lumileds社は2006年になってPhilips Lumileds社に社名変更した。