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 日立化成工業は,プリント配線板の回路パターンを形成する際に使う感光性ドライ・フィルム(以下,感光性フィルム)の生産を2007年2月に中国・蘇州で開始する。同社は蘇州に半導体用封止材の生産拠点として日立化成工業(蘇州)有限公司を稼動させており,今回は約30億円を投じて同拠点内に新工場を設立するもの。生産能力は約5000万m2/年を計画している。

 日本や韓国,台湾のプリント配線板メーカーが中国への生産シフトを進めるとともに,中国国内のメーカーも生産を拡大しており,中国は現在,感光性フィルムの世界最大市場となっている。日立化成は,既に稼動中の東莞の拠点と今回設立する新拠点の合計で,中国における感光性フィルムの生産能力を,約1億5000万m2/年に拡大し,中国市場のトップ・シェア獲得を目指すとしている。