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 DaimlerChrysler社のChrysler部門は、新型コンパクトSUV「Jeep Patriot」を発表した。7本グリルや丸いヘッドランプ、大型のバンパなど、Jeepモデルの伝統的なデザイン要素を取り入れ、低価格帯でありながらSUVとしてのユーティリティ性能やオフロード性能の高いモデルとした。


図1◎5人乗りSUV「Jeep Patriot」。全長4411×全幅1756×全高1637mmで、ホイールベースが2635mm。

 パワートレーンは、三菱自動車および韓国Hyundai Motor社と共同開発した「World Engine」の排気量2.4L・4気筒エンジンを搭載する(関連記事)。吸気、排気ともに可変バルブタイミング機構(VVT)を備えている。最高出力が128kW(172hp)で、最大トルクが223N・m。標準で5速手動変速機を組み合わせ、第2世代のCVT(無段変速機)をオプションで設定する。

 米国・カナダ以外で販売するモデルは、排気量2.0Lターボディーゼルエンジンに6速手動変速機を組み合わせ、右ハンドル仕様も設定する。北米では2006年第4四半期に、北米以外は2007年前半に発売する予定。北米仕様車は、イリノイ州・Belvidere工場で2006年第3四半期から生産される。

 北米仕様車は、前輪駆動タイプ、デフロック付き4輪駆動タイプ「Freedom Drive I」、Drive Iよりオフロード性能を高めた「Freedom Drive II Off-Road Package」の3種類の駆動方式がある。

 米国でのコンパクトSUVの年間販売数は、2004年が29万7000台で1.7%のシェアだった。同社は、2010年までに2倍の56万8000台、2016年には3倍の81万4000台になると予測しており、Patriotを同セグメントに投入することにより、Jeepブランドの成長を狙う。


図2◎リアビュー


図3◎インパネ