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今回発表の3機種中で最上位機の「RDZ-D97」
今回発表の3機種中で最上位機の「RDZ-D97」
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 ソニーは,HDTV対応のHDD内蔵DVD録画機「スゴ録」3機種を発表した(発表資料)。2006年5月19日に発売する。

 3機種のうちRDZ-D97とDRZ-D77Aは,IPネットワーク上のコンテンツ保護規格であるDTCP-IP(digital transmission content protection over internet protocol)に対応する。これにより,録画したHDTVの映像を家庭内ネットワーク経由でテレビなどに送信できる。ソニーによると,DTCP-IPに対応するDVD録画機は今回の機種が初めてという。

 これまでソニーのDTCP-IP対応機種としては,液晶テレビのBRAVIA「KDL-46X1000」「KDL-40X1000」,「VAIO Media」Ver.5.0を搭載したパソコン「VAIO」,家電用のネットワーク・アダプタ「ルームリンク」があった。このうちBRAVIA2機種は,3月上旬にソフトウエア更新によりDTCP-IPに対応,DTCP-IPを経由してデジタル放送の番組をMPEG-2TS形式で受け取って再生できる。この2機種は,ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション2」が内蔵する「Emotion Engine」を搭載している。

携帯電話機からの予約も可能に

 今回発表した3機種は,携帯電話機から録画予約できる機能も備える。同機能を使うためには,スゴ録はインターネットの常時接続回線につなぎ,携帯電話機には電子番組表(EPG)アプリケーション・ソフトウエアの「Gガイド番組表リモコン」をダウンロードする必要がある。Gガイド番組表リモコンは,インタラクティブ・プログラム・ガイド(IPG)とディーツー コミュニケーションズが共同で開発し提供している。対応する携帯電話機は,現時点ではNTTドコモが発売する「SO902i」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)だけという。

 さらに,RDZ-D97とDRZ-D77Aには録画したデジタル放送の番組をSCEの「プレイステーション・ポータブル(PSP)」に転送して再生できる「おでかけ・スゴ録」機能を搭載する。QVGA動画を符号化データ速度384kビット/秒で録画した場合,1時間の番組を約3分で転送できる。RDZ-D97とDRZ-D77Aは,MPEG-4 AVC(H.264)やMPEG-2を使って,デジタル放送やアナログ放送を記録する。残るRDZ-D87はMPEG-2だけである。

 このほか,高画質化技術として雑音除去機能やHDMIを,高音質化技術として波形成形回路や電源安定化回路,無酸素銅電源ケーブル,防振設計機構,高音質コンデンサなどを搭載する。