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 不二越と住友電工ハードメタル(本社兵庫県伊丹市)は,両社の共同開発製品「GS MILL」シリーズに,金型や機械部品の溝・側面の粗加工向けにエンドミル「GS MILLラフィング」を追加し,2006年4月21日に発売する。ラインアップは,直径が6.0~12.0mmの7サイズ。軟鋼や炭素鋼,プレハードン鋼,ロックウェル硬さで50HRcまでのダイス鋼といった被削材に対応する。

 粗い加工に最適な外周切れ刃形状にすることで,切削抵抗を従来より30%減らした。これにより,従来の超硬エンドミルと比べて,最大で1.5倍の送りスピードを実現する。

 母材には,高温下での硬度とじん性の高い微粒子系の超硬合金を採用。耐チッピング性が高まるため,寿命は従来比で約2倍になった。さらに,平滑性を高めると同時に摩擦抵抗を減らしたコーティングをしている。切り粉を排出しやすくすることで刃先や被削物の切削熱を抑え,能率を従来比で約3倍高めた。

 なお,両社は同エンドミルを「第17回金型加工技術展(INTERMOLD 2006)」(2006年4月12日~15日,インテックス大阪)に出展する予定だ。