PR
図1 Zeus 2およびApollo 2のブロック図(黄色部分)
図1 Zeus 2およびApollo 2のブロック図(黄色部分)
[画像のクリックで拡大表示]
図2 Zeus 2のパッケージ
図2 Zeus 2のパッケージ
[画像のクリックで拡大表示]


 米Centillium Communications, Inc.は,光ファイバによるブロードバンド・サービス向けの光トランシーバ用IC「Zeus 2」を開発した(関連記事)。0.18μmルールのCMOS技術で製造したが,伝送速度は155M~2.5Gビット/秒と高速である。PON(passive optical network)方式のFTTHサービスにおいて,加入者側のONUや局側のOLTなど光終端装置での利用を想定する。

 Zeus 2は,レーザー素子の駆動回路(LDD),制限増幅回路(LIA),自動出力制御回路(APC:automatic power control),DDM(digital diagnostic monitoring)機能,およびEEPROMを1チップ上に集積した(図1)。光送受信モジュールとして他に必要なものは,レーザー素子,TIA(trans-impedance amplifier)付きフォトダイオード,WDM(光分割多重)素子,およびプロトコル用ICである。

 Zeus 2の動作電流は1m~75mA,電源電圧は+3.3V。動作温度は,−40~+85℃である。ICのパッケージは40端子のQFNで,寸法が6mm角と小さい(図2)。小型光トランシーバ・モジュールの規格であるSFF(small form factor)やSFP(small form factor pluggable)に利用できるという。

 Centillium社は,Zeus 2と同時に通信事業者の基幹ネットワークで利用する「SONET/SDH」対応光トランシーバIC「Apollo 2」も開発している。