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かたい握手を交わす様子
かたい握手を交わす様子
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 米Intel Corp.の投資部門であるIntel Capital社は,電子マネー「Edy」を手掛けるビットワレットに投資したことを都内の発表会で明らかにした。転換社債型新株予約権付社債により50億円を投資した。「今回の投資により,インターネットを介して家の中から外までコンテンツを買いやすくする」(インテル 代表取締役共同社長の吉田 和正氏)という。ビットワレットは投資金をEdyの加盟店で利用するリーダー/ライター端末や,決済事業や大手流通業者で利用する端末の費用に充てるという。

まずは下地作り

 今回の出資目的は,インターネットを介したコンテンツ提供サービスの環境づくりの一環とする。少額決済のコンテンツ課金システムを整えることで,家庭内でのデジタル・コンテンツ利用を推進するためにIntel社が推進するプラットフォーム「Viiv」に対応したコンテンツを,コンテンツ業者が提供しやすくしたいという。そのため,日本だけではなく,今後は世界全体での電子マネー・サービスの普及を働きかけたいとした。

 クレジット・カードに比べたときのEdyによる決済の利点については,かざすだけで決済できる,匿名性を維持できる,社員証や学生証などのカードと組み合わせられるなどとする。

世界展開も視野に

 発表会では,ビットワレット 代表取締役社長の川合 成幸氏が壇上に上がり,Edyの好調ぶりをアピールした。2005年の年間利用件数は1億1000万にのぼり,2006年4月での累計発行枚数(Edy機能を搭載したカード,携帯電話機を含む)は約1700万枚,加盟店数は3万1000程度,Edy機能を持つ携帯電話機の数は300万台を超えたとする。最近ではコンテンツ購入に充てる件数が非常に増加しているという。